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長坂の粉末造形機とはこんなマシンだ 粉末造形って? 粉末造形の良いとこ悪いとこ
長坂の粉末造形品ってどうやってできるの? 粉末造形機の仕組みって?
造形って難しい? 長坂の粉末造形品の現状は… まとめ 粉末造形の注意点


粉末造形の良いとこ悪いとこ

どんな道具でも良いとこ悪いとこってありますよね。ここは良いけどもう少しここがってことって良くあると思います。だからこそ改良されて数え切れないほどの道具が生まれてくるんでしょうね。
道具の良し悪しはその道具を使う環境や人間、相手の素材、それから…とにかくいろんな要素から浮き出てくるんでしょうね。良いところを知ってうまく選んでうまく使う、それが大事なんだと思います。
では、粉末造形機の良いとこってどこでしょう?悪いところは?ここではそんなことをオペレーターの観点から考えてみたいと思います。

例えば下の形状を「はい、作って」と言われたとします。皆さんならどうします?ちょっと考えますよね。

粉末造形の良いとこ悪いとこ どんな風に何人で進めるか?何日かかるか?冶具は?費用は?…などなど考えるだけでもかなりのパワーが必要になってきますよね。実際に作っていくとなるとそれは大変な作業になります。
では、粉末造形で考えてみましょう。粉末なら造形用3Dモデルがあればその日のうちに造形をスタートすることだって可能です。
また、ワークサイズ内なら一体造形が可能なため後加工が減りとても楽になります。つまり、考える時間、作業人数、加工時間などが減少する訳です。楽になりそうですよね。
ただ先程も言ったように良い点があれば悪い点もあります。切削加工に比べて寸法精度が出にくいこと、積層であるため表面が粗いこと、材質が限られている事などこの他にも多々あります。ここでは皆さんに粉末を知ってもらうため良い点悪い点を紹介したいと思います。

良い点 悪い点
CAD/CAMの手間がいりません。
一体なら後加工が少なくて済みます。
組み付け加工が減るため逆組付けや未加工が減ります。
ワークサイズに入るだけ造形できるので1回の造形段取りで複数品番、複数個作れます。
3Dモデルそのままの形状ができるので冶具作製や切削方法などを考える手間が要りません。
粉が造形品のサポートをするので造形後のサポート除去が簡単です。
材料を繰り返し(リサイクル)使うことができます。
少人数で進めることができます。
切削に比べ寸法精度は低く細かな形状には弱いです。
材質がPA2200とPA3200GFに限られています。
積層になっているため表面が粗いです。
高温での造形のため熱の影響を受けやすく反りやねじれが出ることがあります。
高温で造形するので冷めるまで造形品を取り出すことができません。
造形スタート前には3時間程度の暖機運転が必要です。
造形後は機械の品質と精度を保つため必ず2時間程度のマシンの清掃が必要です。
取り出すまでその精度・質感は確認できません。

これもほんの一例です。この他にも粉末造形には造形物に合った収縮率、傾き、配置、機械設定の選択や新品材とリサイクル材の比率、リサイクル材をどこまで使うか?などなど使う会社のノウハウ的なあいまいな部分がたくさんあります。取り出すまでその出来はわからない、そんなドキドキが毎回あるのです。現在は以前に造形した記録を基に前回こうだったからこう造形しようという感じでやっています。
一番大事なのは記録と思い切りかもしれませんね。


粉末造形って?
長坂の粉末造形品ってどうやってできるの?

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